危篤状態から大きな流れをご紹介していきます。
目次
危篤状態
危篤状態とは『回復の見込みなく、間近に死が訪れるであろうと医師が判断した重篤な状態』のことを指します。
しかしながら、危篤状態と臨終は違います。
慌てず対応しましょう。
何をすべきか
連絡を取るべき人へ手分けして連絡する必要があります。
もちろん、傍についてあげている人も必要です。
連絡とる人
連絡を取る人は、三親等くらいです。
ただし、当人が連絡を取ってほしいとお願いされていた人などがいた場合も連絡を取りましょう。
危篤状態の時は、夜中でも連絡を取る必要があります。
失礼にはあたりませんので、先ずは電話で連絡を取りましょう。
電話が繋がらなかった場合は留守電やメールなどで、伝言を残しましょう。
- 長年あっていない親族(三親等内)にも連絡は入れておきましょう。
後から連絡を貰っていないとトラブルになるケースもあります。
- 危篤状態を迎えそうだなと思ったときに、連絡を取るべき人たちの番号と優先順位を書いておきましょう。
スマホなどに入れておくと慌てなくてすみます。
気を付けること
危篤と臨終は違います。
医師が山場だと教えてくれるのですが、もちろんその時から何日も頑張ってくれる人もいます。
危篤状態の時に連絡を入れるべき人以外へは連絡を入れるべきではありません。
お互いに混乱をします。
臨終
現代ではドラマなどで『ご臨終です』と亡くなったことを意味したような場面が多いですが、臨終とは本来は亡くなる間際の事を指します。
臨命終時(りんみょうしゅうじ)の略語です。
仏教では臨終には3段階あると教えられているそうです。
第一段階は目や耳、鼻や舌などの身体的な機能が死を迎えるけど、意識は生きていると考えられています。
息は引き取ったけど、完全に亡くなった状態かどうかは時間が経過してみないと分からないところもあります。
そのような事態も考慮して24時間経過しないと『火葬許可』はおりません。
第二段階は意識が死を迎える。
第三段階はその人が愛してきて人や物に対する執着と別れる。
この第三段階のためにも葬儀というものがあり、亡くなった人と残された人の互いの執着にけじめをつける意味があるのかもしれません。
処置
看護師がエンゼルケアをしてくれます。
家族がこの時に出来ることは、
手分けして取るべき人へ連絡を入れること。
安置場所を決めること。
葬儀社を手配すること(寝台車の手配)
大きくこの3つです。
儀式
その後、末期の水を血縁の深い順にとります。
死に水を取るともいいます。
湯灌;映画であった【おくりびと】のような儀式です。
専門の人にして貰う儀式で、葬儀社を手配するときに依頼をします。
死に化粧・エンゼルメイクとも言います。
病院で亡くなった時は、看護師さんが軽く死に化粧をしてくれます。
葬儀社の専門の人間が安置後にしてくれることもあります。
不明な時は葬儀社に聞いてみることをオススメします。
するべき事
医師から臨終を告げられた後は、看護師が身体を拭いてくれたり色々とエンゼルケアをしてくれます。
*エンゼルケアをしてくれている間に故人の安置場所と葬儀社を探すのが良いでしょう。
*葬儀社は1社だけだと金額など比較検討しづらいので、数社から見積もりを取ると良いでしょう。
故人の社会的地位や交際範囲、考え方などでも葬儀の規模は変わってきます。
家族で相談してプランを決めるようにしましょう。
わからない事はご相談ください。
ご家族が数社電話をかけてお見積もりを取るのは非常に精神的にもしんどいことです。
そこで、当NPO法人にご相談ください。
ご要望をお伝えいただければ、こちらで一番無理・無駄のない葬儀を行えるように手配していきます。
13年間10万件以上の相談実績の葬儀のNPO法人です。
市民葬儀を手伝ってくれる葬儀社のみ提携しています。
病院から死亡診断書が発行されます。
死亡診断書は火葬の時に必要です。火葬許可証の手続きは葬儀社が行います。
死亡診断書の依頼と寝台車の手配の後は、連絡が取れていない人がいないかを確認。
手分けして連絡をとりましょう。
喪主だけで全てを取り仕切る事は出来ないので、誰に何をお願いするのか相談して決めましょう。
- 喪主は誰がするのか?
- 葬儀実行委員や受付、世話役など。
- 遺影写真はどれにするのか?
- お焼香の順序は?
- 弔電を読む順序は?
- 弔辞は誰にお願いするのか?
*精神的に辛い中様々な事を矢継ぎ早に決めていく必要に迫られます。
*このような事を亡くなる前に相談するのはどうなのか?と気にされている方も少なくないようですが、事前に準備することは非常に大事です。
お寺と日程を調整してお通夜、葬儀告別式の日程を決める必要があります。
火葬時以外でも遺族年金の請求やかんぽ生命の支払い請求などの際に、『死亡診断書記載事項証明書』が必要になる場合もあります。
死亡診断書を受け取った時は何通かコピーを取り、提出は写しで良いと言う場合は写しを渡しましょう。
分からない事は葬儀担当者に聞いてください。
負担を出来るだけ軽減するように、担当者が配慮して動いてくれます。
注意点
臨終の時は精神的にも不安定でバタバタします。
出来れば事前に誰がどの人に連絡を入れるか、また葬儀社を誰が探すか、分担を決めておくと良いでしょう。
葬儀社を選ぶ前に、仏式の葬儀を行うのか、神式の葬儀を行うのか、キリスト教の葬儀を行うのか、無宗教での葬儀を行うのか。
家族で事前にあるていど方向性は話し合っていたほうが、滞りなく進められます。
病院から死亡診断書を受け取ります。
死亡診断書はコピーをとっておくと便利です。
要注意
最近の終活メインのテレビで何度か事例が紹介されていますが、
白衣を着た人間が勝手に事を進めて寝台車に故人を乗せ、自社のホールへ故人を安置し、
最終的に高額な費用を請求されトラブルになった。
病院の人が『葬儀社が決まっていないなら紹介しましょうか?』と言うのでお願いしたら高額な費用を請求された。
病院が紹介してくれるのが必ずしも悪いとは限りません。
ただ、お願いする前に見積もり金額をきちんと取ること。
追加料金が発生するのかしないのか?
何も確認せず、葬儀社を決めることがトラブルの元です。
一旦、お迎えの車をお願いしてから葬儀社を替える事は悪くはありませんが、
なかなか言い出せないものです。
一人で葬儀社とのやり取りをせずに、金額確認の際も二人位で行うのも良いでしょう。
必ず金額はいくら。
追加費用が発生するケースはどれなのか?
遠慮せずに葬儀社に聞きましょう。
共同通信 引用
ご自宅以外で安置をする場合。
現代では様々な事情で、ご自宅で安置せず施設を選ぶ方も増えています。
- ご近所の方に気を使わせず、家族と親族だけで葬儀をしたい。
- 親族が集まれるスペースがない。
- 故人様が病院での入院生活が長かった場合、ご自宅が片付いていないのでお客さまが来られても応対に困った。
- 家族だけで、誰にも気を使わずにお別れをしたい。
- 故人様の付き合い範囲が分からないので、ご近所の方の対応をどうすればいいのか不安。
- 古い団地でエレベーターがなく、ご遺体を運べない。
様々な事情で、故人様をご自宅で安置出来ない場合も、お申し付けください。
堺市立斎場まで車で15分の家族葬ホール ジュンナイジへ、病院から直行いただけます。
安置施設へ
安置施設も色々あり、面会が出来る施設や出来ない施設。
付き添い可能な施設など。
ご自宅以外で安置を考えているのであれば、葬儀社を選ぶときに安置施設についても確認をしておきましょう。
葬儀社によっては付き添いも面会も出来ない安置施設しかない場合もあります。
注意しておきましょう。
ポイント
- 自宅へ安置か施設へ安置か
- 付き添いを望むか
- 面会を望むか
葬儀の打合せ
故人様の安置が無事にすみましたら、葬儀担当者と打合せを行います。
密葬の場合の手順。
葬儀は一般の人からすると分からないことばかりが当たり前です。
分からない事、不安なこと、納得がいかないことはドンドン担当者に聞いて構いません。
故人様とご家族の希望を、予算内で最大限に出来る事を担当者がお伝えします。
役所手続きなどの代行手続きは費用内に含まれています。
直葬・火葬式の手順
直葬・火葬式の場合、よく勘違いされているのが病院から直接火葬場へ行き、直ぐに火葬を行えると思っておられることです。
亡くなられてから24時間は火葬をする事は出来ません。
いったんご自宅もしくは安置施設や家族葬ハウスなどで、ご遺体を安置し24時間経過させる必要があります。
プランの中には枕かざりも入っています。
枕かざり
枕かざりは白木の台の上に、香炉や燭台、花立やしきみなどを飾る事です。
葬儀社によってプランに含まれていない事もあります。
見積もりの時に確認が必要です。
枕かざりとは、火葬までの臨時のお祀りです。
火葬までの時間に弔問に来られる方がいるかもしれません。
その人たちが手を合わせる祭壇として枕かざりを用意しています。
もちろん、家族や親族も同様です。
枕経や枕勤めと言われる、お経があります。
昔は亡くなられる前、ご臨終間際に迷わず成仏してもらう意味を込めたお経だったといいます。
今も、枕経を望む方もいらっしゃいます。
亡くなられた後、枕かざりをセットしてお坊さんにお経をあげてもらいます。
24時間経過して、火葬炉の予約が取れていれば火葬を行えます。
火葬の前にお坊さんにお経をあげてもらうことを『炉前読経』と言います。
直葬・火葬式の場合でも、お経だけはきちんと上げたいという方も少なくありません。
菩提寺がない場合などは、ご相談いただければご紹介は可能です。
市民葬儀に賛同していただいている、お寺さんをご紹介します。
直葬の流れ
病院から一旦ご遺体を安置します。
その後、火葬場へ搬送。
火葬炉の前でお経を読んでもらう人もいます。
火葬後、収骨。
注意点
直葬・火葬式を選ぶ人は予算メインで選びます。
亡くなった人が高齢だと、参列する親族も殆どいない時はトラブルは起きませんが、故人の親族から色々と言われて辛い思いをしたという話もあります。
若しくは、直葬・火葬式で見送った後に、『もう少しちゃんとしたお葬式をしてあげれば良かった』と思われる人もいるようです。
予算だけで判断せずに、親族や後々のことも考えて決めましょう。
一日葬の手順
一日葬とはお通夜を省いた、葬儀告別式のみを行う形式のことです。
直葬じゃなく、お見送りはしたいが費用はギリギリまで抑えたい。
また、日数も取れないというご家族が選択されます。
関東の方では、けっこう増えてきたそうですが関西ではまだまだこれからの葬儀だと思います。
流れとしては、病院でご臨終後、ご自宅か安置施設で式場使用日まで過ごします。
式場予約日に、葬儀を行います。
初七日法要もその日に行う事が殆どになってきています。
本来は、字の通りに初めての七日目の法要なんですが、遠方からの参列の親族などが再度足を運んで貰うことは大変です。
そのために、当日に初七日法要を行うことが主流になってきています。
式中初七日といって、式の中に組み込む形もかなり増えています。
一日葬の流れ
一般的な仏式の一日葬の流れを紹介します。
- 病院へお迎え
- ご遺体を安置
- 納棺
- 葬儀告別式
- 火葬
- 初七日法要(プランによって)
費用も直葬よりはかかりますが、一般的な家族葬よりは抑えられています。
注意点
故人が在職中だったり、退職後間もない方。
もしくは、地域の役員などお付き合いが多い方の場合は、お通夜をした方が良いと思います。
ご家族側は、お付き合いが多い方だと『お線香だけでもあげさせて欲しい』と、言われることも多く負担になります。
会葬者も在職中の方が多い場合は、現代は日中の葬儀の参列が難しいのでお通夜だけ参列をする方が増えています。
初七日法要を行う行わないは、葬儀担当者と寺院に事前に相談する必要があります。
家族葬の手順
一般葬と家族葬は何が違うの??と、よく聞かれます。
流れは一般葬と変わりありません。
ある葬儀屋さんは『現代は家族葬がいっぱんだから、一般葬だ』と仰っていました。
これが家族葬だという定義は曖昧です。
では、何が一般葬と違うのか?
一番大きな違いは、無理や無駄を省いたこと。
見積もり金額をきちんと提示するようになったこと。
家族だけで行うから家族葬と勘違いされている方もいらっしゃいますが、定義は実はありません。
親しい方数人のみの参列と謳っていますが、制限が非常に難しいです。
本当に家族だけでお見送りをしたいので、参列をお断りするケースもあります。
100名の参列者がこられた葬儀も、大型の家族葬と企画している葬儀社もあります。
あまり難しく考えないで良いかと思います。
親しい方をお呼びしたりすることもあります。
逆に、家族と親族だけで見送りたいケースもあります。
無理をしない。
これが一番の家族葬の定義だと思います。
ケースバイケースで対応していきますので、お電話でご相談ください。
会食をされる場合、されない場合。
返礼品をされる場合、されない場合と、各ご家庭の状況によって変わります。
大手葬儀紹介屋さんだと、決まったプラン内でしか融通が利かないと聞きました。
全国展開をしているので、仕方がない話かもしれません。
当NPO法人では、故人の意志・ご家族の想いを優先します。
ここは省いてこっちに費用をかけたいなど。
堺市での慣習やご家族や親族のご希望を一番に、プランニングしていきます。
お見積もり提出後に金額が変わることはありません。
家族葬の流れ
過去の一般葬の流れと変わりはありません。
- お迎え
- ご遺体の安置
- 納棺
- お通夜
- 葬儀・告別式
- 出棺
- 火葬
- 初七日法要(されない場合も)
では、これまでの葬儀と何が変わったのか??と疑問が出ると思います。
大きく変わったと言えるのは、見積もり詳細だと思います。
お見積もり内容が明確になりました。
葬儀一式300万円とか。
そういうお見積もりは殆どなくなりました。
明確でない葬儀社は選ばないこと。
これが世間に通ってきたこと。
そして、昔ほど葬儀に重きを置かなくなっていること。
黙っていても人が亡くなれば葬儀が行われるという時代ではなくなり、
葬儀社もきちんと納得して貰えるサービス業として葬儀社自身が認識されたことが大きいのではないでしょうか?
家族葬の注意点
現代では少なくはなっていますが、チラシやインターネット上でビックリするほど安い金額で引き込んでから追加追加と料金が増える業者もまだ存在はするようです。
1社の見積もりで決めてしまわないことが重要です。
数社から見積もりをとり、比較検討をする。
高い金額の買い物をする時と同様にきちんと納得をした業者を選んでください。
下記から、数社一括でお見積もりを無料でとれます。
近くの葬儀社の相場や、場所なども事前に情報を入れておくことをオススメします。
葬儀告別式の流れ
葬儀式と告別式は別のものです。
葬儀式は仏式であれば僧侶(お坊さん)の読経で引導(極楽浄土へ導くこと)を行うことです。
告別式は参列者がお焼香をし、故人にお別れを告げる会です。
もともとは、葬儀と告別式の間に僧侶は退席していました。
現代では同時進行が一般的です。
葬儀
葬儀式は仏式と神式、キリスト教や無宗教で流れが変わります。
仏式でも宗派によっては流れやお焼香の作法が変わります。
自分がどの形式でそうぎをするのか、どの宗派なのか、事前に調べておくと良いでしょう。
葬儀の流れ
一般的な仏式の葬儀の流れをご紹介します。
- 着席・・喪主や血縁の濃い順に、祭壇に向かって右側の前から着席していきます。
- 葬儀式・・司会者が会式を告げます。
- 導師の入道
告別式
前述の通り、告別式は参列者のお別れの式です。
告別式の流れ
- 葬儀式が終わると引き続き告別式へ
- 棺の蓋を開け故人とお別れ
- 出棺の儀
火葬
出棺し火葬場へ到着後、火葬。
火葬場へは家族と親族がメインで付き添いますが、公営斎場などで葬儀を行った場合は参列者も火葬まで付き添うことが多いようです。
収骨
火葬後、収骨を行います。
喪主から順に、足の方から収骨していきます。
地方によってお骨全部を収骨する関東と、一部のみの関西と、様々なようです。
分骨
お骨を分ける場合はあらかじめ葬儀担当者へ骨壺の依頼をしておきましょう。
分骨用の骨壺は別途費用がかかります。
初七日法要
初七日法要は本来は字の通りに、亡くなってから数えて7日目に営む法要でした。
現代では、親族が7日目に再度集まることは合理的ではないので、葬儀当日に行うことが殆どだと思います。
初七日の流れ
火葬、収骨が終わった後に、初七日法要を行います。
後飾り祭壇にご遺骨を安置し、僧侶に読経していただきます。
式中初七日
本来は亡くなってから7日目に行っていたのを繰り上げて現代は火葬後に初七日法要を行っていました。
それを更に繰り上げて、葬儀式と初七日法要を同時に行うことを式中初七日と言います。
精進落とし
親族や葬儀でお世話になった人、会葬者へのお礼の食事会です。
初七日法要の後、行います。
喪主から一言お礼を述べ食事会が始まります。
注意点
地方によっては葬儀の流れや食事会の流れが違います。
葬儀担当者に確認するのが一番間違いなく進められます。
分からないことで不安なことは、遠慮なく聞くようにしましょう。
会食
通夜振舞いや精進落としをされる場合もご相談ください。
お近くでお食事が出来るお店を手配します。
家族と親族合わせて10名位でお食事をされる場合も、堺市立斎場近辺は色々とお店があり便利です。
参列者も含めて多い人数での会食をご希望される場合はご相談ください。
寺院紹介
お経を読んでもらいたいが、お坊さんの紹介をして欲しい場合。
市民葬儀目線の寺院をご紹介もしています。
必要であればご相談ください。
直葬・火葬式の場合も、『炉前読経』といい火葬する前にご住職にお経を貰うことも出来ます。
シンプルなお見送りをした後に、もう少しこうしてあげれば良かったのでは?と、気に病む方もいらっしゃるようです。
遠慮せずにお問い合わせください。
費用のこともご相談ください。

よくある質問
Q
供花を贈りたいけど喪主にいえば良いの?
A
供花を送る場合はまず担当葬儀社に連絡を取る必要があります。
喪主は忙しいので、連絡を取ることは出来るだけ控えましょう。
堺市立斎場でお通夜・葬儀をする場合は、先ずはお通夜・葬儀日時を確認の上堺市立斎場へ連絡をします。
電話番号;072-228-0167
○月○日の○○家の葬儀社を問い合わせましょう。
そして、その葬儀社へ連絡を取り供花をお願いします。
Q
仕事で葬儀に参列できそうにないが、お通夜だけでも大丈夫?
A
最近はお通夜だけの参列者が増えています。
葬儀告別式を平日の日中に行う場合はどうしても参列の都合がつかない方も少なくありません。
お通夜に参列をして一言葬儀告別式に出られない事をお詫びを伝えましょう。
Q
車でかけつけたので、振る舞いのお酒を遠慮したい。
A
通夜振舞いや精進落としを誘われた場合、お酒は車で来たので遠慮させて貰うようにしましょう。
お食事の会は、お断りするのは良くないとされています。
少しの時間でもよいので、参加するようにしましょう。
Q
友引に葬儀をするのはダメ?
A
友引は中国の六曜の一つです。
本来は仏事とは全く関係がありません。
しかし、語呂合わせから友を引くからと言い伝えや慣習で避けられてきました。
最近では、友引に葬儀を行う方も増えています。
仏事的にダメという意味ではありません。
覚えておきたいしきたり
- 末期の水・・・死去後、その場に居合わせた近親者が血縁の濃い順番で故人の口元を潤わせます。
- 頭北面西・・・涅槃像になぞらえて、頭は北に顔は西にする習わしをいいます。北枕はここからきています。部屋の都合で北枕が難しい場合は、西枕にすることもあります。
- 神棚封じ・・・ご家族に不幸が起きた時に、神棚に害が及ぶのを防ぐために神棚の扉を閉じて合わせ目に白紙を貼って封印します。扉がない場合は、ご神体が隠れるように白紙を縦に下げます。忌明けまで封じておきます。
- 枕飾り・・・ご遺体の枕元に白木の台か経机を置き、三具足と呼ばれている花立て・香炉・燭台を供えて飾ります。宗派によって違いがあります。
- 枕経・・・亡くなった後に、僧侶に一番最初にあげていただくお経のことです。死去後すぐに行う場合や、納棺後に行う場合などがあります。
- 一本花(一本樒)・・・魂のよりどころとして死者の枕元に立てる花です。現代では樒を使うことが殆どです。
- 経帷子(きょうかたびら)・・・死者に着せる着物が経帷子です。手には数珠・頭陀袋・六文銭を持たせる風習があります。
